グローバル人材育成学習プログラム

 総合科学部では学科横断的な複数科目を受講することで一定のまとまった知識や能力を獲得できるようにまとめた一連の科目を「学習プログラム」と名付けてまとめ、「グローバル人材育成学習プログラム」を用意しています。これらの科目の一部のみを受講することもできますが、プログラム所定の単位を修得した場合は、プログラム単位修得証明書を発行します。くわしくは学務係でたずねてください。

 

 この学習プログラムは、所定の科目の修得と短期留学、さらには海外交流協定校などへの長期留学(セメスター単位)の経験を踏まえて、異文化に対する豊かな洞察力と確かな語学力を身につけ、国内外の社会で世界的な視野をもって活躍することができる人材を育成することを目的としています。日本文化および多文化理解のための科目履修(1、2年次中心)に、早期(1年次が望ましい)の短期留学を経て、2年次後期以降の長期留学という学習課程をここでは想定しています。

 グローバル人材育成学習プログラム 図イメージ1(少し小さめ)

 

このプログラムには英語または中国語を軸とするものがあります。所定科目とプログラム終了証明書の取得に必要な単位数は表1のとおりです。

必要単位数を修得した上で、語学検定試験の成績、短期留学の経験、長期留学での単位修得の有無などを加味して、証明書には複数のランクが設定されています。

その種類と取得要件は表2のとおりです。

Sランクを取得した場合、学部長による表彰の対象になります。証明書の申請は3年生の11月以降から出来ますが、すでに証明書を取得した場合でも、語学検定試験の成績向上などにより、再申請が可能です。

 

英語を軸とするプログラムに参加する場合は1年次終了時に、中国語を軸とするプログラムに参加する場合は2年次終了時までに学務係で登録してください。※1

なお、このプログラムへの登録が、海外交流協定校への長期留学(セメスター単位)の条件になっています。交流協定校への留学を希望する皆さんは、必ずこのプログラムに登録してください。

※1 ただし、語学検定試験で以下いずれかの水準を超えた場合は、英語を軸とするプログラムの場合は2年次中途、中国語を軸とするプログラムの場合は3年次中途での登録を認めます。

 

英語 TOEFL iBT 80点 TOEIC 730点 実用英語技能検定(英検)準1級 IELTS 6.0点
中国語 中国語検定 4級 HSK 2級 TECC 400点

※海外交流協定校への派遣留学について、年に2度の報告会を開催しています。派遣された学生の皆さんは、帰国後にその経験を後輩に伝えるために、そこで報告することが義務づけられています。また、留学を希望する皆さんはその準備のために必ず参加してください。