徳島大学総合科学部の留学経験者が県内の高校に赴き、個々の留学体験を語りながら高校生と異文化交流について意見交換をおこなうセミナーです。
【セミナー概要】約1時間
●総合科学部生一人一人が自分の留学体験を5分程度話し、その中で経験した文化の相違について紹介します。
●高校生にPost-itを渡し、3分間で思いつく質問をどんどん書いてもらいます。
●Post-itを教卓に並べ、総合科学部生がこれはという質問を選び、1つの質問について1分で答えていきます。
●最後に高校生から直接質問タイムもあります。
2014年11月には城東高校へ伺い、本学部生と高校生が以下内容について意見交換をしました。
高校訪問した本学部生の留学先:
韓国/慶北大学、アイルランド/ダブリン・シティ大学、アメリカ/ヴァレンシアカレッジ、アメリカ/フロリダ・アトランティック大学
【主な高校生からの質問】
●英語の学習方法
●留学について
●異文化との関わりについて
【セミナー中での体験談】
●アイルランド語を話せる人の減少
●アイルランドで日本を勉強している人がいる
●韓国人が全て反日ではない
●韓国で英語が学べる
●フロリダにはヒスパニック系も多い
●物事ははっきり言わなければ伝わらない
【交流後、高校生からの関心事】
●韓国や中国など、欧米文化圏以外における英語学習
●英語が国際共通語となってくる中での自国語の保守について
●多文化共生の問題点
●日本文化の発信方法
●自分自身の外国人との接し方
●日本のメディアだけではわからない事
年数回のセミナーを予定しています。高校生の方は「日本での英語の学習法」や「現地での英語学習の大変さ」の他に身近に留学を感じることができたようです。