総合科学部の卒業生が、コロナ初期の留学体験記を出版しました

2022.04.26

総合科学部の卒業生が、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行しはじめた時期の留学体験記を
『コロナ禍を生きる大学生:留学中のパンデミック経験を語り合う』というタイトルで、学術系出版社の昭和堂から出版しました。

本学部を卒業した北野真帆さんが中心となり、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行しはじめた2020年初頭に海外留学をしていた全国の大学生・院生の経験をまとめました。2020年初頭の世界各地が新型コロナウイルス感染症の影響をうける様子や、情報が交錯していた当時の戸惑いがリアルに描かれています。本学部からは、卒業生の北野真帆さんと椋下すみれさんが寄稿しています。全国の新聞等のメディアに取り上げられるなど、注目を集めています。

こうした全国の大学生による体験記の執筆や編集は、本学部の内藤直樹准教授を中心とする文化人類学者のチームによってサポートされました。文化人類学のなかでもユニークで先進的な民族誌(エスノグラフィ)実践として注目されています。
http://www.showado-kyoto.jp/book/b602307.html 

写真:編者の北野真帆さん

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