映像デザインとGIS研究室が米国でCDDP Awardを受賞

2023.04.05

2023年3月28日、日本時間午前10時(米国時間3月27日午後9時)に開催されたCDDP Award祝賀イベントで総合科学部で映像デザイン研究を進める佐原准教授およびGIS(地理情報システム)の研究を進める塚本准教授が合同で進めるFilm Cycle Projectに参画する教員と学生がCDDP Awardで最優秀賞を受賞しました。CDDP Awardは「包括的なデジタル化と探索可能性のためのプログラム:CDDP: Comprehensive Digitization and Discoverability Program」のコンペティションで、2021年のコロナ禍に始められ、UCバークレー大、スタンフォード大、イェール大学、プリンストン大学、トロント大学などの日本学を専門とする図書館司書が中心となって運営されています。昨年のイェール大学に続き、本年は徳島大学が受賞しました。

フィルムサイクルプロジェクトでは戦前・戦後に個人が記録した写真や8ミリフィルムなどのパーソナルメディアの収集とそのメディアに関わる個人の記憶ストーリの収集、GIS技術によるマッピングを行なっています。膨大な資料をデジタルストーリーマップとして統合する高度なGIS技術やAIを活用したカラー化や認知心理学に基づき記憶を引き出す映像デザインの手法などが評価され、今回の受賞につながっています。

Osamu Sahara , Akihiro Tsukamoto, and Film Cycle Project Team: Rin Onishi, Ayumi Makita, Runo Tsukioka, Mai Yoshioka, Mikoto Yoshioka, Yukino Tanitsugu, Kano Kojima, Ichie Yamamoto, Yuzuki Suetomo, Mayuno Saijo (Tokushima University)

10min Presentation about Film Cycle project
 

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