留学体験記 – 平松 由衣さん

学科 / コース:社会総合科学科 国際教養コース
留学先 / 期間:ザグレブ大学(クロアチア) / 2019年10月~2020年3月

●いつごろから留学の準備を始めましたか。または意識しましたか。
留学を意識したのは2年生の9月にドン先生のラトビア短期留学プログラムに参加した後です。そのラトビア短期留学プログラムが私にとっての初めての海外で、そこで非常に楽しい時間を過ごしたので、次は長期間海外で過ごしてみたいと思ったのが留学を考え始めたきっかけです。留学の準備に関しては、長期留学の申し込み書類の提出が2年生の冬頃だったので、秋ごろからTOEICを改めて受験したり、書類作成をしたりしていました。

●なぜ留学先にその大学を選びましたか。
私はヨーロッパの街並みや雰囲気がとても好きで、留学をするなら絶対ヨーロッパに行きたいと思っていました。そのヨーロッパの中でクロアチアを選んだ理由は、まず私は英語があまり得意ではなかったので、ルンド大学などの高い英語能力が必要な大学には行けないと思ったのと、次にクロアチアは中央ヨーロッパに位置していてたくさんの国に囲まれているので旅行がしやすく、また世界的観光名所のドゥブロブニクに行きたいと思ったからです。

●留学に向けてどのような勉強をしましたか。
基礎的な英語力を身に付けるために大学では英語の授業を積極的に履修していました。田久保先生の国際ジャーナリズムや、ドン先生のAdvanced Academic Communicationsなどを受講していました。

●留学中、現地や他の留学生と、どのような交流はありましたか。
留学中、平日は毎日授業だったのですが、授業の後にクラスメイト達とレストランに行ったりパーティーなどに行ったりしていました。ザグレブ大学には日本語の授業もあり、日本語を勉強したクロアチアの学生たちや日本語学科の先生たちと集まってバーなどに行ったり、日本語の授業に参加させていただいて授業のお手伝いをしたりしました。また、私が住んでいた寮は二人で一部屋だったのでルームメイトがいました。ルームメイトとレストランに行ったり部屋でお酒を飲みながら色々話したりもしました。

●留学中の楽しかったエピソードを教えてください。
冬学期のクラスメイトたちとパーティーに行ったりスケートに行ったり、カフェに行ったりしたことが非常に楽しかったです。私は自分の英語力に自信がなくて自分から話しかけたりなどがあまりできなかったのですが、それでも皆とても優しくて、一緒にいてとても楽しかったです。

●留学中、困ったことはありましたか。
オフィスが開いている時間がとても短かったり、一人一人の言っていることが違ったり、待ち時間が長かったりなどで、ビザの申請や授業の登録などの手続きがとても大変でした。また、ビザ申請は警察署で行うのですが、たまに英語が話せない人もいてとても大変でした。

●留学前と後で自分自身での変化はありましたか。
留学前に比べて、今は英語を使うことに気恥ずかしさや抵抗感がなくなり、物事に対しての積極性も増したと思います。また、外国は日本と違って同調圧力のようなものもなくはっきりYES、NOを言う文化があります。そこでの生活を通して、はっきり自分の意見を主張できるようになったと思います。

●留学で得たものは何ですか。
日常的な英会話能力と外国の友人です。また、言葉や文化が全く異なる国で生活できたこと、その中で友人も作れた自分に対する自信です。

●留学での経験が生活にどのように影響しますか又はしていますか。
外国で過ごして物事に対して以前より積極的になったので、勉強への姿勢も変わったように思います。

●これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします。
留学にはお金がかかりますが、それ以上の対価を自分の「経験」として必ず手に入れることができます。留学に興味があるなら、是非行くことをお勧めします。

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